小規模宅地等の特例(相続税)あれこれ ? 事業用宅地の場合
1 特定事業用宅地等の要件 相続開始の直前において被相続等の事業(貸付事業を除く)の用に、供されていた宅地等で、次の表の区分に応じ、それぞれに上げる要件の全てに該当する被相続人の親族が、相続又は遺贈により取得したものをいう。 国税庁HPより 区分 特例の適用要件 被相続人の事業の用に供されていた宅地 [...]
小規模宅地等の特例(相続税)あれこれ ? 宅地の利用区分と減額割合
1. 相続の開始のあった日が「平成27年1月1日以後」の場合 国税庁HPより 相続開始の直前における宅地等の利用区分 要件 限度面積 減額される割合 被相続人等の事業の用に供されていた宅地等 貸付事業以外の事業用の宅地等 ? 特定事業用宅地等に該当する宅地等 400? 80% 貸付事業用の宅地等 [...]
小規模宅地等の特例(相続税)あれこれ ? 沿革
1 特例の趣旨 被相続人から相続した財産のうち宅地の中には、相続人にとって生活の基盤となっている(居住用や事業用として利用されているなど)ものが存在し、これらにつき、たとえば相続税の納税資金のために換金処分しようとすれば、相続人の生活の基盤を失うことになりかねない。こういった納税者の制約を斟酌(しん [...]
一時的空室部分で5か月は長期と判定(相続税評価)
相続対策として、賃貸マンションを建てることが増えているが、その場合にすべての部屋が満室となるとは限らないので、一時的に空室となっている部分につき、相続税の財産評価上、他と同様に貸家建付地などの評価減ができるのかどうかにつき、曖昧な点が残る。 この争いにつき、大阪地裁は5月11日に、「賃貸されている期 [...]
歩道状空地の取扱いを明確化(相続税財産評価)
1 国税庁、歩道状空地の取り扱いを明確化 国税庁はマンションなどの建設のために整備された「歩道状空地」について、評価額がゼロまたは30%まで減額できる「私道供用宅地」(財産評価通達24)の適用を巡って争われた事件で、最高裁の差戻し判決を受けたため、一定の条件のもと、「私道供用宅地」として評価するもの [...]
ギャンブル必勝法と税金?
天才ギャンブラーは存在する。競馬の世界でも、かなりのプロがいると思うが、年に数百万円、勝つくらいなら、表にも出てこないので、税金の問題は生じない。しかし、年間に1000万円を超えて勝つギャンブラーもいるという。こうなると、やはり所得税の対象となってくるだろう。 通常、競馬の当たり馬券からの配当は、一 [...]