行き過ぎた節税保険に歯止め
1 バレンタインデイ・ショック 国税庁は長期平準定期保険の取り扱いについて、個別通達を廃止した上で、ピーク時の解約返戻率が50%を超える定期保険に係る支払保険料を全額損金算入することは認めず、一部資産計上することが原則となる。 国税庁は、今年2月中旬に、行き過ぎた節税保険商品には歯止めをかけると、生 [...]
1 バレンタインデイ・ショック 国税庁は長期平準定期保険の取り扱いについて、個別通達を廃止した上で、ピーク時の解約返戻率が50%を超える定期保険に係る支払保険料を全額損金算入することは認めず、一部資産計上することが原則となる。 国税庁は、今年2月中旬に、行き過ぎた節税保険商品には歯止めをかけると、生 [...]
1 養老型生命保険の変形型 (死亡保険金受取人;法人、解約返戻金の受取人;個人) 養老保険を利用した過去の節税スキームの一つに、法人甲が個人Aに掛けていた保険を、満期日に保険を解約し、個人Aに一時所得を発生させるというものがあった。この保険商品は、契約者が法人で、被保険者が個人、そして、死亡した時の [...]
毎期、利益が安定している法人または増加していく法人では、内部留保目的で生命保険商品がよく使われる。そんななかで、一番多く利用されるのが1/2損金算入型の保険である。保険の種類としては、がん保険、逓増定期保険、養老保険、長期平準型保険などがある。つい7,8年前までは全額損金となるがん保険や逓増定期保険 [...]