2017年2月27日 / 最終更新日 : 2017年3月1日 増井 高一 企業・社会 「歴史は繰り返す」 同族会社では、自社株の評価が高くなり過ぎ、将来、相続税が支払えなくなる可能性がある。そこで、弁護士が中心となったコンサルティング会社が、事業承継対策と称して、持ち株会社の設立や、社団法人などを使って、自社株の移転を行い、 […]
2017年2月21日 / 最終更新日 : 2017年2月24日 増井 高一 企業・社会 シンプルな相続対策 もう20年以上前の話である。大阪府M市の方で、当時の時価評価で50億円ほどの不動産を所有している資産家の息子さんがクライアントにおられた。その方は相続対策に熱心な方で、銀行や証券会社が開催する種々のセミナーに参加された。 […]
2017年2月10日 / 最終更新日 : 2017年2月13日 増井 高一 企業・社会 古家売却時に気をつける事! 不動産市況が好転してきたので、郊外の一戸建てに住んでいた人たちも、古家を売却して、都心部のマンションに買い替えるケース、あるいは、相続で取得した親の古家を売却して現金化するケースが増えている。 こういった場合、税務上注意 […]
2016年8月24日 / 最終更新日 : 2017年2月7日 増井 高一 企業・社会 「海外子会社は子にあらず」 海外で営業や生産を行うために設立した子会社に対して、技術指導や営業指導のために本社から人材を投入することはよくある話である。 設立当初、子会社は、本社に「おんぶに抱っこ状態」で、また、本社も子会社をまるで幼子を守り育てる […]
2016年7月5日 / 最終更新日 : 2017年2月7日 増井 高一 企業・社会 「借方=権利」と「貸方=義務」 少し古い話だが、第35代アメリカ合衆国大統領のケネディ氏は、「国民(あなたたち)が国に何をしてもらうかではなく、国民(あなたたち)が、国に何をできるかを問え」といった意味の演説をされたことがある。 これは、民主主義の基本 […]
2016年7月5日 / 最終更新日 : 2017年2月7日 増井 高一 企業・社会 過酷な相続税 バブル盛んなりし頃、地価の高騰により土地をたくさん所有している会社では、その会社の株式の評価が恐ろしく上昇した。そのため、相続が起こった時に、その財産評価額が著しく高くなり、相続税が払えない相続人がたくさん出現した。最近 […]
2015年12月4日 / 最終更新日 : 2017年2月7日 増井 高一 企業・社会 節税と脱税の間③ 課税の繰り延べ作戦 法人に、土地の譲渡などで一時的に多額な利益が実現した場合、この利益を将来に繰り延べ、将来の退職金や給与の手当てとして、企業内に留保できれば、これほど好都合なことはない。 法人税法では過去の税金を取り戻せる方法は繰り戻し還 […]
2015年12月2日 / 最終更新日 : 2017年2月7日 増井 高一 企業・社会 節税と脱税の間② 繰越欠損金の利用 繰越欠損金をうまく使って節税をしたいとは誰しもが思いつく手法である。特に黒字会社が赤字の会社の繰越欠損金を使うために合併するというのは昔から考えられてきた。組織再編成税制では合併について100%子会社の吸収合併を認めてい […]
2015年11月26日 / 最終更新日 : 2017年2月7日 増井 高一 企業・社会 節税と脱税の間① 偽装は脱税 一般の人にとって、「節税と脱税の違い」は意外と見分けがつきにくいように見える。 今朝こんなニュースが流れた。 大阪の資産家らが相続財産を社会福祉法人に寄付したように偽装し、約5億円を脱税したとされる事件で、脱税をした本人 […]